山梨県の明野に養蚕農家の古家を買い元蚕室を工房にした。隣接林に形のきれいな大銀杏があり見事に黄葉する。触発されて銀杏の苗を植えた。大きく育てと願い、それにちなんで「銀杏工房」と名付けた。当面の目標は古家の再生だ。
2012/05/21
いよいよB棟
新緑の季節も終盤。うらの生垣前に可憐なマーガレットらしき花が群生していた。この日、今年初めて雑草刈りに刈り払い機が出動したがここだけは見逃してあげよう。
C棟屋根の防水紙を貼り終えてほっとしたのも束の間、B棟の工事が始まった。左C棟(ガレージ棟)、右B棟(母屋)。築90年、アルミサッシなど長い年月の間に付加された要素を取り除くたび本来の魅力が蘇っていく。このままでいいじゃないかと言う声をよそに、和瓦を下ろしシャープなガルバの瓦棒葺き屋根に葺き換える。大正モダンが平成モダンに生まれ変わる筈、、である、、、
この縁側は軒下空間となり、彫りの深いファサードとなる、はず、、
大黒柱をはじめすべての柱は自然石の上に乗っているだけ。わずかな壁にも筋交いなどは入っていない、胴差でもっている。つまり伝統工法である。これで昨年3月の地震を含め90年間堪えてきた。ぎしぎしと揺れ摩擦で地震エネルギーを吸収するのであろう。
床梁を支える自然石、しっかりしているようだが、そうでもないようで。
B、C棟の奥で「私も忘れないで」とD棟(土蔵)が云っているような。どうやら当分は退屈しそうにない。
2012/05/15
進行中、少しずつ
C棟全景、結構大きい。野地板の施工完了。この後、防水紙を貼り終えたので多少の雨が降っても大丈夫。手前の裸地は将来庭になる。屋根越し右端の木が大銀杏。
中は白木の架構と垂木のリズム。どことなく「和」の感じ。
ここで屋根の防水紙を必要な長さに切断している。今の季節陽が射すと外は真夏の様にじりじりとするが、ここは風が通り快適。適度に汗をかいてはお茶を飲む、これがいい。
前の週、山梨の先輩ごうさんが手伝いに来てくれた。写真がないがYoshidaさんやアベちゃんも心配して覗きに来てくれる。まことに心強い。
夕暮れ頃ベンチ脇のランタンに火を灯す。ランタンの1面を透明ガラスから型ガラスにした。これで発光面が拡がり遠くからも認識できるようになった。
若葉背景にシーサーは相変わらず笑ってる。
2012/05/06
新緑の頃
この連休は天気の乱高下が激しい。その合間の5月4日、真夏の陽射し。雨の前日とは打って変わって強い陽射し、屋内との強い光のコントラスト。
雨の合間のこの日、屋根工事は進む。友人たちが心配して助けに来てくれる。お陰で48本の2`×6`の垂木を設置することが出来た。アプローチのシーサーが笑ってる。
6日午前、晴れとの予報にも拘わらず朝から雷鳴がとどろいた。前日に友人たちの助けで野地板を屋根に持ち上げ、半数ほどはビス留めし、この日はルーフィングを張る予定でいた。ところが所謂荒天、仕事が出来ない。それでも夕刻は雨後の晴天、そうなるとさすがに5月。新緑が眩しい。まだベニヤの先端が切り揃えられていないし、壁もないがおおよその感じがつかめる。
このC棟ガレージ実は最もいい場所にある。車を置いておくにはもったいない。この季節新緑に囲まれて、お茶するのが気持ち良さそうである。
近くにはベンチもあるし、、
2012/04/23
C棟微調整
銀杏工房全景早朝。先週上棟したC棟が奥に加わり、複数の屋根が連続する構成となった。手前の薪小屋も加わりリズムが出来てきたような気がする。アプローチの桜は申し訳程度にほころびている。
上棟したC棟妻側中央の柱は調整する必要のあることが判った。プレカット工場に問い合わせると梁のほぞ穴は10mmほどの余裕をみてあるとのこと。その分柱を詰めることにした。木材の加工精度は工場が自慢するだけあって寸分の狂いもないが基礎はそうは出来ていない。中央部分がやや盛り上がっており、その分柱を短くする必要がある。上棟時この柱だけそのことに気づくのが遅れた。
ジャッキアップ
右の柱の頭部が透いているのが判る
うまくいった
金物で補強する。その他の金物類をすべて取り付け増し締めする。
一方、アプローチ通路の最奥部にはアイストップとしてベンチを移設。通路は左側に傾斜しているので不安定な感じがしたが、これを水平にセットすると、視覚的にはやや落ち着いた。
最後に片付けをしてみると金物が余る。そこで何度か点検して見るのだが、やはり余る。ま、いいか。
ところで、次の週末から世間は大型連休に入る。しかし私は働く。屋根を葺かねば。皆さんは?
2012/04/16
春イベント2012
イベント初日は雨、よって仕事は出来なかった。
やけ酒飲んでの翌2日目の朝、好天。さくら満開。集落の濡れた石仏とのコントラストが美しい。昨日の雨は山では雪だったようでアルプスも八ヶ岳も薄化粧、朝日を浴びて輝いていた。
朝のミーティング「どうする?」と木材の山に気後れ気味、、
それも形が現われるまえまでで、骨組みが立ち上がってくると面白くなって来る。人も増えてくる。
役割分担やチームワークも出来てくる
夕刻棟木が上がって上棟、やれば出来る、感謝。ところが立派すぎる(ガレージとして)とひんしゅくの声も、、、
やけ酒飲んでの翌2日目の朝、好天。さくら満開。集落の濡れた石仏とのコントラストが美しい。昨日の雨は山では雪だったようでアルプスも八ヶ岳も薄化粧、朝日を浴びて輝いていた。
朝のミーティング「どうする?」と木材の山に気後れ気味、、
それも形が現われるまえまでで、骨組みが立ち上がってくると面白くなって来る。人も増えてくる。
役割分担やチームワークも出来てくる
夕刻棟木が上がって上棟、やれば出来る、感謝。ところが立派すぎる(ガレージとして)とひんしゅくの声も、、、
2012/04/09
杉ルーム完成
工房棟の部屋がどうにか完成。母屋からベッドを運び込んだのは昨日の夜。月夜の中、なんだか夜逃げでもしているような気分。家具が入ってみると結構いい具合で少しうれしいくなる。右半分しか写していないのは右から貼っていってあともう少しと言うところで材料の杉板が足りなくなってしまったため左側の一部に未了部分があるから
壁の一部やドア、窓など「杉」で出来ている。そこでこの部屋を「杉ルーム」と命名する。杉の柔らかさと香りに包まれる。いずれ母屋の改築が終わればこの部屋はゲストルームにする。
ところで今週末は恒例の春イベントだが、今回のテーマはガレージ棟の「上棟」である。準備万端。材料も運び込まれて当日を待つばかりである。
壁の一部やドア、窓など「杉」で出来ている。そこでこの部屋を「杉ルーム」と命名する。杉の柔らかさと香りに包まれる。いずれ母屋の改築が終わればこの部屋はゲストルームにする。
ところで今週末は恒例の春イベントだが、今回のテーマはガレージ棟の「上棟」である。準備万端。材料も運び込まれて当日を待つばかりである。
2012/04/02
窓が1つ増えた
懸案の2つの建具をようやく取り付けることが出来た。一つ目は窓。単純な内開きの木製窓だが工房の表情が少し賑やかになった。それにしてもこの建物、このほかにはアルミサッシやガラス戸の再利用などばらばらである。それでも高さがそろっていることと木製建具の色がエボニーで統一されていることで何とかバランスを保っている。
内側から見るとこんな具合。調整もガラスの立て込みもうまく行った。やれば出来るではないか。
2つめはドア。杉板の縦貼フラッシュ。
小口に同材の王手をつけるにも接着剤が乾燥するまで固定しておかねばならない。
貼り合わせ断面。芯材にはソリに配慮して合板を用いているが表面は杉の柔らかい感じのドアである。2、3年前に作ったドアと比較すると確かに進化している。
内側から見るとこんな具合。調整もガラスの立て込みもうまく行った。やれば出来るではないか。
2つめはドア。杉板の縦貼フラッシュ。
小口に同材の王手をつけるにも接着剤が乾燥するまで固定しておかねばならない。
貼り合わせ断面。芯材にはソリに配慮して合板を用いているが表面は杉の柔らかい感じのドアである。2、3年前に作ったドアと比較すると確かに進化している。
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