2014/10/31

秋本番

台風が幾つか過ぎ去って秋もいつの間にやら本番、もう10月も末。
そして秋は恵みの時でもある
竹子さんの畑は宝の山、見せてもらったらみやげにたくさんの野菜をくれた。
彼女は我が家の農業師範でもある。
明野の秋はやはり茅ヶ岳
恒例の白州台ヶ原の骨董市は年々人出が多くなり、出店あり、ジャズあり、パフォーマンスありとちょっとしたお祭り騒ぎだ。
ところで我が家の工事の進行具合だが・・
玄関収納が完成した。玄関を入ると黒く着色された杉板の壁がありそこに小窓がある。透過する光と反射する光が交錯する中に魚が泳いでいる。この収納(壁)は下足用だが目の高さに水槽が嵌め込まれている。泳いでいるのは東京から連れてきたディスカス(熱帯魚)だ。循環・濾過器はその下の扉の中に格納されている。隣りのドアの窓には制作依頼していたステンドグラスが入った。作家に投げかけたテーマは「あけぼの」。この部屋の高窓にはこの季節朝日が日の出と共に差し込むことにちなんでいる。
作者の田久保康子さん。
ある日、工房の外が真っ赤なので出てみたらこの夕焼け。慌ててカメラを取りに戻って撮影した。ものの数分で真っ赤な空は宵闇へと変わって行った。「秋の日はつるべ落とし」だ。

2014/08/22

テラス壁工事

壁完成後のアウトドアリビング。右側の壁が今回の工事箇所。
2間幅のこの壁、左1間は床の間、右1間は押し入れだった。床の間や押し入れ本体は減築したためすでにない。
床の間部分に新たに窓枠を設置。この部分以外の外壁は1年半前に完了しているので杉板が陽に晒されて黄変している。やっと北面の外壁が完成した。
黒いのが古民家時代の4寸角の柱だが100年の間に捻れたり修正したとはいえ傾いたりしているのでそれら歪みを吸収しようとすると壁厚は200㎜にもなってしまう。
さて仕上げだが窓の下枠をカウンター状にしその下部を板張り、上部をしっくいとすべくボード貼りとし屋内との連続性あるものとした。
壁にはブラケットなど、ちょっと和のイメージになったが古建具が役に立った。
 
幅広の窓台は花など飾れる。もと床の間の名残でもある。裏庭で育てたヒマワリを飾った。
 

2014/07/01

玄関デッキ

懸案だった玄関デッキを仕上げた
材料は30×235の米松。木の国サイト(木材共同組合)に足場板ないかと聞いたら「ない」が、こんなものがあると云われたのがこれ、倉庫内で10年ほど眠っていたらしい。しかも丁度必要なだけの量があり格安でゲット、削ってみるとこれが想像以上の良材だった。中には年輪のつまったものがあり床に使うには惜しいものもある。余らして造作に使いたいと思ったが仕方ないちょうどなのである。
構造は至ってシンプル。先端に基礎兼用の枕木2本を砂利の上にセットし、その上に30×40材を廻してそれに床材をビス止めする。端部に穴が空くので礎石や枕木の形をくり抜いた杉板で塞ぐ。こうしておかないと小動物が潜り込んで厄介な事になったりするのである。
玄関前が上品な佇まいになって来た。


2014/06/23

造作工事進行中

懸案だった電子レンジ置場を兼ねる食器棚と小物整理棚を作った。これに冷蔵庫の3者が一体となるように頭を繋いだ。これで少しは家具転倒防止にもなるだろう。材料は所謂フリー板と称する松の集成材である。様々な幅の材がそろっており、アマチュアには扱いやすい材料でホームセンターで容易に入手出来る。ところがプロは使っていないとみえ、通常の材木屋では扱っていないらしい。よく見ると中国製なのでホームセンターが直接輸入してくるのかもしれない。扉などの建具や棚板はシナ合板フラッシュ、硝子扉内は硝子棚板(元熱帯魚の水槽を分解したもの)でグラス専用棚。
その2は屋根裏に上がるための階段である。材料は杉の破風板30×180、角度を計算し段板をササラ板に正確に取り付けるためトリマーガイドを作り彫り込んでいる。こうすることで段板のそりを押さえると同時に精度を上げることが出来る。このガイドを作ったお陰であとの作業は容易なものとなった。
その3は洗濯場の洗剤棚で階段に使った杉の破風板の残りを利用。扉及び棚板は食器棚と同様シナ合板を使っている
さらに友人の料理研究家に頼まれて作ったアルミ取手付「テーブルまな板」オリーブオイル仕上げ3種。杉の軽さが特徴である。
6月はバラの季節である。ハイジの村(上、中/後ろ姿は丸さん)は云うに及ばず我が家の昨年植えたバラ(下)も今が盛りと咲き誇っている。
今年もツバメが軒下に巣を作り五羽の雛が孵ったが、それも先週巣立って飛び去った。さあて、これからしばらく植物たちにとって恵みの梅雨が続くがそれが明ければ夏!!である。
 

2014/05/10

春から初夏へ

陽気は一気に初夏へと向かっており、シンボル樹の銀杏も順調に緑に包まれた 
友人たちの協力もあって次の冬へ向かって薪の調達も順調に進み
今や植物たちが元気一杯
オオデマリにコデマリ 
ハイジの村で買ったものも古くからのものもバラは蕾を沢山膨らませているし 
かつての同僚達が退職記念に植樹してくれた白桃とキウイも新芽を伸ばし始めたし
アフリカンアイズ、クリスマスローズ、ダイアンサス、ブルーベリー、ヒラドツツジなど新旧の草花が咲き誇っている
ライラックも今年始めて花を咲かせ
野で摘んで植えたフランス菊や名前を知らない白い花たちも次に咲こうとスタンバイ
挿し木で増やしたレンギョウも花後順調に成長中  
 
新設の竹フェンスに新入りのモッコウバラ、そして今年二十歳の日向でまどろむ我が家のバーバ(猫)
昨年夏以降元気がなく新芽を出すか心配していた玄関前の株立ちの桂も
みんな元気・元気!いい季節だ・・・