2016/08/23

G棟改修工事

G棟を改修しそれまでA棟にあった工房を移転した。
壁にドアと窓を設ける。ドアは白州三吹神社板戸の年輪の浮き上がった古杉板仕上げ、窓はかつて母屋で使われていたアルミサッシと木製フィックス窓とのコラボレーション
これまでの経験が生かされ、使いやすくなった。天井も高いし・・
経験から得たものの一つ、倉庫の併設である。今までは同じ空間内に材料も工具も置かれていたが材料は倉庫、工具は作業室内と分離した。材料の整理分類がしやすい。また作業室内の棚は工具専用にしたのでこれまたいい。
古民家には大量の木製の引き戸が使われていた。これはその1つ、ドアとして再利用。
もともとここも養蚕小屋で床の土間コンクリートも一部は破れ、さらにその下の土が流されて落ち込んでいた。割れるものは割り隙間を砂利で埋めコンクリートで床を再生。

外装窓もボロボロだった。これも旧母屋のアルミサッシの再利用。しかし外装リニューアル(と言ってもペンキ塗るだけだが)は今後の課題。
母屋との2間ほどの外部空間も作業空間利用可。テーブルの4本の丸太は薪材、テーブルトップは解体家屋の廃材、イケアの白いテントを掛けたので多少の雨や日射は凌げる。春、名古屋から助っ人がやって来た。
川崎君に五十川君。彼らももはや若者ではなく会社の中核メンバーである。
工房夜景

2016/01/19

昨日雪が降った

わが銀杏工房あたりで積雪30㎝。一昨年の豪雪120㎝に比べれば大したことないと言えないこともないが大雪には違いない。その証拠に中央道、中央本線、身延線などが全面運休し今も一部で続いている。それでも一昨年の経験があるので雪景色を楽しむ余裕がある。おそらく物流は止まっているから無理してスーパーに行ったところで物はないだろう。こんな時にジタバタしても仕方ないのである。雪を背景に各棟を撮影し古屋再生の昨年までの成果としてまとめた。
おととい深夜から降り始めた雪はきのうお昼までにあがり、午後には薄日が差し始めた。上神取集落の田畑は美しい雪原となった。
夕刻はガスが掛かりモノトーンの世界に、枯れ枝のシルエットが美しい。左は玄関前のカツラ、右に大銀杏。
まるで雪国の様相、母屋(B棟)玄関前
一夜明けて晴天。B棟、雪の積もった屋根の煙突が頼もしげに見える。
C棟(ガレージ棟)
C棟からB棟テラス方向、やっとこの面の塗装が終わった。
 昨年春下屋の改修をしたD棟土蔵とその内部(2階、1階は農機具置き場)
F棟、元味噌蔵で利用方法検討中。アイデアとしては、①東屋、②ピザ釜置き場もしくは①②の組み合わせ・・など。キウイ棚付き、右側に夏野菜用のキッチンガーデン・・
元E棟(D棟裏)。昨年スケルトンにし葡萄の苗を2株植えた。半硬線(硬めの針金)を1.8mの高さで縦横に張り枝を伸ばして葡萄棚とする。今年は無理だろうが来年にはきっと収穫できるか・・・①ネヘレスコル(欧州種)②ポートランド(アメリカ種)ともに生食用。
A棟とG棟、改修中のG棟内部。B棟に付いていたアルミサッシ2本を活用、元はボロ窓。
A棟は工房棟。工作室とサロンこちらにも薪ストーブがあるし石油ファンヒーターの増設もあって前ほど寒くはなくなった。息子たちのお古のTVも取り付けた。
まだまだやることはあるが「銀杏工房古屋再生」も山は越えたように思う。これからは外装塗装や外構工事など質の向上へ向けた作業が多くなって行くだろう。