2012/04/23

C棟微調整

銀杏工房全景早朝。先週上棟したC棟が奥に加わり、複数の屋根が連続する構成となった。手前の薪小屋も加わりリズムが出来てきたような気がする。アプローチの桜は申し訳程度にほころびている。
上棟したC棟妻側中央の柱は調整する必要のあることが判った。プレカット工場に問い合わせると梁のほぞ穴は10mmほどの余裕をみてあるとのこと。その分柱を詰めることにした。木材の加工精度は工場が自慢するだけあって寸分の狂いもないが基礎はそうは出来ていない。中央部分がやや盛り上がっており、その分柱を短くする必要がある。上棟時この柱だけそのことに気づくのが遅れた。
ジャッキアップ
右の柱の頭部が透いているのが判る
うまくいった
金物で補強する。その他の金物類をすべて取り付け増し締めする。
一方、アプローチ通路の最奥部にはアイストップとしてベンチを移設。通路は左側に傾斜しているので不安定な感じがしたが、これを水平にセットすると、視覚的にはやや落ち着いた。
最後に片付けをしてみると金物が余る。そこで何度か点検して見るのだが、やはり余る。ま、いいか。 ところで、次の週末から世間は大型連休に入る。しかし私は働く。屋根を葺かねば。皆さんは?

2012/04/16

春イベント2012

イベント初日は雨、よって仕事は出来なかった。
やけ酒飲んでの翌2日目の朝、好天。さくら満開。集落の濡れた石仏とのコントラストが美しい。昨日の雨は山では雪だったようでアルプスも八ヶ岳も薄化粧、朝日を浴びて輝いていた。
朝のミーティング「どうする?」と木材の山に気後れ気味、、
それも形が現われるまえまでで、骨組みが立ち上がってくると面白くなって来る。人も増えてくる。
役割分担やチームワークも出来てくる
夕刻棟木が上がって上棟、やれば出来る、感謝。ところが立派すぎる(ガレージとして)とひんしゅくの声も、、、

2012/04/09

杉ルーム完成

工房棟の部屋がどうにか完成。母屋からベッドを運び込んだのは昨日の夜。月夜の中、なんだか夜逃げでもしているような気分。家具が入ってみると結構いい具合で少しうれしいくなる。右半分しか写していないのは右から貼っていってあともう少しと言うところで材料の杉板が足りなくなってしまったため左側の一部に未了部分があるから
壁の一部やドア、窓など「杉」で出来ている。そこでこの部屋を「杉ルーム」と命名する。杉の柔らかさと香りに包まれる。いずれ母屋の改築が終わればこの部屋はゲストルームにする。
ところで今週末は恒例の春イベントだが、今回のテーマはガレージ棟の「上棟」である。準備万端。材料も運び込まれて当日を待つばかりである。

2012/04/02

窓が1つ増えた

懸案の2つの建具をようやく取り付けることが出来た。一つ目は窓。単純な内開きの木製窓だが工房の表情が少し賑やかになった。それにしてもこの建物、このほかにはアルミサッシやガラス戸の再利用などばらばらである。それでも高さがそろっていることと木製建具の色がエボニーで統一されていることで何とかバランスを保っている。
内側から見るとこんな具合。調整もガラスの立て込みもうまく行った。やれば出来るではないか。
2つめはドア。杉板の縦貼フラッシュ。
小口に同材の王手をつけるにも接着剤が乾燥するまで固定しておかねばならない。
貼り合わせ断面。芯材にはソリに配慮して合板を用いているが表面は杉の柔らかい感じのドアである。2、3年前に作ったドアと比較すると確かに進化している。