2013/03/27

内装工事進行中

大ものの壁工事を始めた
最も高いところで4.5mの高さがある。そこに寝室やバスルームを仕切る壁を作らねばならない。
黒い部材が古民家時代の構造部材。何しろ水平、垂直、真っ直ぐと云う所がない。手間は倍以上かかる。正面の横架材の下がかつての厩、上に藁小屋という中2階があった。左の縦長な開口部がユーティリティ、バスルームへの入り口。
妻も断熱工事を担当している
バスルームの天井、この断熱材の下に機密シートを貼り仕上げにスズキ棟梁に貰った椹(さわら)材で壁天井を仕上げる予定
気がつくと世間は春、そう云えば工房脇のユキヤナギが満開寸前のところまで来ていた。NHKでは東京に続いて甲府も桜が満開を迎えたそうだ。じきここでもそうなるだろう。




2013/03/13

設備工事その2バスルーム



 吹抜けにランタンが灯り

待望の薪ストーブ、アンデルセンのスキャンに火が入る。工房のそれとはちがいまことに具合がいい。ゆっくりと静かに燃焼を続ける。しかしながらコンパクトタイプなので炉が小さくホームセンターで売っている40センチの薪は斜めにしないと入らない。35センチ以下が望ましい。
木枠でレベルを出し浴槽を設置
バスタブや洗面器が所定の位置についた。何しろ設備業者が給排水工事に入れる様にするまでは私の仕事である。設計は本業だが工事はアマチュア、予算の事もある。例えばこのバスタブ、とあるマンションのモデルルームのユニットバス解体により浴槽のみがアウトレットマーケットに出て来たものだ。魔法瓶浴槽と性能はいいのだが浴槽単体ではカタログに乗らない代物である。よって格安で入手できるが、取り付けは自分で工夫するしかない。四周を木枠で固め水平を出し加重は床で支持した。ガタ付きもなくびしっと決まった、よしよし。壁やエプロンは棟梁のスズキにもらったヒバで仕上げる。洗面器は吹抜けのランタンと同じIKEAの製品を活用。残るはキッチン、カウンターおよびシンクを取り付ければコバヤシは設備配管工事ができるだろう。

2013/03/06

設備工事

設備工事を開始した
IKEAの組み立て式のランタン
2種のプラスチック板を交互に組み合わせると球体が出来上がる。途中が面白い、上の写真は12枚のうち4枚を組んだところ。
梁に取り付けられた無数の小さな明かりとは別に柔らかな光が欲しかった。大黒柱上部のそれはほんわりと天井全体に光を投げ、このランタンはペンダントとして吊り下げる。8系統の灯りと頂部換気扇のコントロールはすべてこのスイッチで行う。

暖房編

薪ストーブを設置した。
ストーブはアンデルセンのスキャン、炉台はローマ石。同面で松のフローリング。既存の胴差しと天井までの空間は薪ストーブの熱溜まりとし、それを150mmのフローリング床下に塩ビダクトとファンで導く。いわば薪の燃焼エネルギーを活用した床暖房システムである。ストーブで暖ためられた空気は床下を通りフローリングとその下のコンクリート床を暖め北側の壁際から室内に戻ってくる。コンクリートは熱容量が大きいので熱環境の安定に寄与してくれるだろう。ただし事例はない。したがって結果はやってみなければ分からない。もうじき春、、急がねば。
ところで浴室、やっとの事で浴槽の位置が決まった。これからバスルームの工事に入る。次回に報告しよう、、かな