古屋の構造補強工事というよりは、古い建物の中に新しい構造体を挿入したと表現した方が適切かもしれない。
不要な(不完全な)構造は取り除く。この北面がそうである。
南面はややましだ、またその意味もあるので縁側を外部の軒下空間として活かす事にした。そしていよいよ屋根工事である。ボロを取り払い新しい屋根構造をのせる。
確かに、ここまでやるのであればゼロから建物を建設した方が合理的と言う人の意見も分らないではない。
私も当初、決断はしたもののその決断が正しかったのか自信が持てないでいた。しかしこの数日の工事でその決断が間違いではなかったと確信出来るようになった。
かつての土間空間にダイナミックな小屋梁が現われた。
屋根工事に取りかかった我が大工たち。ベテランと若手の組み合わせがなかなかいい。
若き3代目の勇姿。
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