ここひと月ほど母屋の内装工事に没頭している。
床+2100mmまではドアや家具など必要なアイテムが多く昨年末までに仕上げてあったので生活に支障はなかった。一方その上部の壁は少し見苦しいだけで機能上の支障がないことから放置されて来た。
また今年の春から夏にかけての植物を中心とする外構は待った無し、草はどんどん伸びるしで・・・他にもガレージの外装や土蔵下屋の雨漏り対策など緊急を要する工事が多くあって母屋の内装工事まで手が回らなかった。が、それもそろそろ先が見えて来た。秋に入って雑草の勢いが衰えるのと同時に気持ちに余裕が生まれて来たこともある。
そこで、この際きりのいいところまでやっつけてしまおうという事になった。ロフトもあらかた仕上がって来た。それでこの辺で一度ブログにアップする。
最終的には梁などの古材の色調整をしボードを漆喰で仕上げるのだがそれはまだ先になるだろう。
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玄関方向からの見上げ、壁のボードを貼り終えたところ |
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ロフトの用途はベッドルーム。800×2000のマットレス2枚でクイーンサイズのベッドとなる。今回工事のポイントはタモ集成材で作ったヘッドボード。このボードにはLEDの間接照明やスタンド、シーバップ(呼吸補助具)、スマホ用のコンセントなどが仕込まれている。
またマットレス下地は幅150mmに加工され×隙間30mmにベルトで留められたコンパネだがこれでクッション性と通気を確保する。 |
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ベッドは梁を利用して浮かせている(左2本の垂木は仮設)。下の断熱材は薪ストーブのある居間の天井。この断熱材は居間のストーブによって温められた空気熱を遮断するため。余談だがその暖かい空気はダクトで居間床下に導かれパッシブな床暖房熱源として利用している。 |
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ロフトの工事状況、1間毎十字に梁が交差している。中腰の難工事だ。 |
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仕上げるべき壁のかなりの部分が吹き抜け上部でこちらも難工事、
ボードを持っての梯子の登り降りが・・・・効く〜!!
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シナベニアの天井は地元大工への発注ですでに2012年に仕上げてある(頼んでおいてよかった!)。 |
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スイッチプレートをヘッドボードに彫り込む。 |
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ヘッドボードの裏側。LEDライトとトランス、コンセント、スイッチなどの配線の状況。裏方を表から見えないように!!
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ヘッドボードの加工には試行錯誤も含めたっぷりと時間を掛けた。
ボード上のスイッチしか見えないが多くの機能が仕込まれている。 |
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ボード施工前の状況。今回工事で高所のボード貼りという懸案の一つが片付いた。
しかしまだ階段から続く空中床の本設工事が残っている。 |
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構造など下地材むき出しがなくなってインテリアが少し上品になったような気がする。 |