2011/10/24

台が原の骨董市

今年も台が原宿のお祭(骨董市)に行ってきた。例によって造り酒屋七賢がそのセンター的役割を果たしている。文献によると酒蔵では毎年新酒を作る時に杉玉を新調するそうだが、どうも新しくなった気配がない。それがちょっと気がかり。それでも年を追って人出は多くなっている。
今年の収穫はこれ、使い古され、どの農家にもあったもの。木の道具に惹かれる。新しい材料では出し得ない味、渋い光沢。
幅はちょうど3尺ある。実はムシロを編む道具である。穴に交互に縦糸を通して使う。柄に角度をつけると縦糸間に隙間が出来る。そこに稲わらを通しこの道具の重量を利用して上から叩く。角度を変えると縦糸の前後が交代するので、そこに次の稲わらを差し込んで同じ動作を繰り返す。
古い農家が壊されるたび、骨董市にこうした道具が並ぶ。うちの屋根裏からはこの道具は出てこなかったが大量のムシロやござが出てきた。冬の農閑期の仕事だったのだろう。
天気が保ちそうだったので、台が原宿まではバイクで行った。長さがあるので運ぶのにちょっと一工夫。

2011/10/19

上神取とアルプス

先週、天気がよくなったので稲刈りの終わったそのあたりをバイクで一回りした。半年ぶりに山がその全容を表した。夏の間、遠くはかすんで山並みがこんなにクリアに見えることがなかった。河岸段丘斜面の林の中に白山神社があり、その前の小道からの上神取集落(銀杏工房はこれより少し右手に上る)と南アルプス。甲斐駒や鳳凰三山、七里ケ岩・須玉の緑も見える。その手前に塩川が流れているのだがそれは見えない。いよいよ秋、やがて冬。

2011/10/17

つるし柿

アプローチの途中に柿の木があり、落葉が真っ盛り。先週せっかく掃除したのに今週はそれ以上の落葉。代わって真っ赤な柿の実が青い空に映えている。この柿は熟れきったものを取って数時間置くととても甘くてうまいのだが、そうでないものは渋い。そこでつるし柿に挑戦。また裏の畑にも柿の木があってこちらは大きくて立派な実がなっているのだがその分渋さも強烈。隣の金子さん曰く「まだ早い」とのこと。とにかく干してみようと蔵の軒に干すことにした。
さて結果は来週のお楽しみ

2011/10/10

秋日

屋根裏を片付けていたら木製の四角いのフレームが3つ出て来た。2つは燃やしてしまったが出来のいい1つを残しておいた。元なにであったかはともかくいいオブジェとなった。ロウソクのランタン置き場。秋の日、今日は日本晴れの1日であった。仕事もだいぶ捗った。

2011/09/26

パーティ

総勢9名犬1匹、泊りがけのパーティだった。久々に会う息子とミニチュアダックスフントの朝の散歩の風景、彼はアプローチのシーサーの作者。
娘たち夫婦もやって来た。彼らはボールルームダンスのペアだ。
甥たちもやってきた。この日はサンマの塩焼きパーティ、火ふき竹に挑戦。
高齢の母も来た。実は「法事」である。姉の一周忌をごく近しい者たちを集めて行った。謂わば姉の主催したパーティ。彼女から見て母、2人の息子とその妻、弟(私)とその妻と子供たち、つまり甥、姪とその夫。翌日は裏の古民家「草至庵」でそば懐石を食べてパーティはお開き。

2011/09/21

屋敷神とはけのみち

この春イベントで神様裏の竹林内に枕木で階段を作ったがその階段を下りてはけの道へ
今日の神様
久しぶりにこの道を散歩した。このところ猛暑がぶり返していたがさすがに早朝は秋の気候だ、気持ちいい。
見上げると結構な大木があったりする。うーん森林浴だ、、、

仏石

今回の工事で新たに出て来た仏石は合計6個だが中でもこれが最も愛らしい。石の形もそうなんだが2人の人物が寄り添っているのがいい。
台風15号前のぎらつく陽光の下、完成した(してないが)今回工事の主眼、敷地内整備の全容が明らかになる。だいぶすっきりとしたがさっぱりしすぎた感もある。まあこれから附属屋(駐車場棟)を上棟させ、植栽が入ってくればきっとよくなるだろう。最もだいぶ先になるかもしれないが。仏石はこの通路の最奥部竹林手前右手にひっそりと並べられている。
今回の整備で工房と母屋まえの空間が「プチ広場」になった。さっそく来週行われるパーティの予行演習を妻と二人で行った。母屋の軒下に明かりをつけ、炉の位置を決め、ベンチを置き、テーブルをセットする。ここでサンマの炭火焼きパーティ(姉の一周忌だが)を行うのだ。