2011/03/03

工房夜の景

これは日が暮れてすぐの工房の夜景である。東京のようにむやみに明かるくないので、置いた灯りは効果的だ。その分気を使わねばならない。ここで面白いのは工房の妻壁だ。ブルーのエスロンの波板が内部の灯りを透過してほんのりと光る。通路側の外壁がモルタルで質量感があるためいっそう妻壁の浮遊感が引き立つ。そして夕暮れ時の空の色と同化する。 
通路の唯一の明かりを白熱球からLEDランプに交換した。6Wで白熱球の50Wの灯りに相当する。それまで25Wの白熱のレフランプだった。約半分の光量だったのでサインに光を集めていた。そのため遠くから見ると点光源のような灯りだった。今回LEDにして実質2倍の明るさになったので焦点を壁のほうに向けた。こぼれた灯りでサインを照らすと具合もいい。遠景からも壁の一部がほんのり明るくなることでいい感じになった。こんなことを楽しみながらやってるので山梨の1日はあっという間に終わってしまう。

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